クリック単価が調整される「スマートプライジング」

スマートプライジングとは、広告クリック単価が自動で調整される機能のことです。

広告クリック単価は、広告企業の入札単価で決まります。

しかし、すべてのアドセンスサイトにおいて同じ単価を適用してしまうと、不平等が生じることがあります。

たとえば、Aというサイトは内容がとても充実して、広告をクリックした人も広告先によく依頼するので、広告主も喜ぶとします。

これに対してBというサイトは、内容があまり充実しておらず、広告がクリックされても広告先に依頼することはほとんどありません。

このとき、AサイトとBサイトでアドセンス収入が全く同じでは、不公平な感じがします。

そこで、


広告主の役に立っているAサイトの単価を高くし、
あまり広告主の役に立っていないBサイトの単価を引きさげる


というクリック単価調整が行われます。

このクリック単価調整のことを「スマートプライジング」と言います。

スマートプライジングは、ダメなサイトの単価を引き下げて良いサイトの単価を引き上げるものですから、広告主の入札価格や広告費用の支払額には何ら影響ありません。

あくまでアドセンスを行っている人同士の間で、グーグルが自動的に調整を行います。

スマートプライジングが導入された背景には、あまりに適当なアドセンス運用をする人が増えてしまったことがあります。

流行キーワードの適当なブログや、ニュース速報などの記事をコピーしただけのブログを作って、アクセスだけ集めて広告をクリックさせようという人がいました。

しかしこのような広告クリックは、広告主に何かを依頼するようなことはほとんど発生しないため、広告の費用対効果がとても悪くなってしまいます。

そこで、このような「広告主の役に立たないクリック」の単価を引き下げるかわりに、広告主にきちんと貢献しているアドセンス運用者の利益を増やしてあげるようにしたのです。

スマートプライジングは、広告主の役に立とうと真面目にアドセンスを運用している人にとっては、ありがたいシステムと言えます。

またスマートプライジングは、アドセンスアカウント全体に影響を与えているとも言われています。

つまり広告主の役に立つと判定されたサイトを運営している人は、きっと他のサイトも広告主の役に立っているだろうと判断され、クリック単価が上昇する傾向にあります。

スマートプライジングの対策方法

スマートプライジングの基準や計算方法については、正式発表はありませんので、詳細は不明です。

しかしこれまでの運用実績から、ある程度の見当はついているようです。

スマートプライジングに影響するのは、


・サイト滞在時間の長さ
・サイト全体のページビュー
・広告クリック率
・広告クリック先の滞在時間
・広告クリック先でのメール問い合わせ
・アドセンスアカウント全体の評価


というものだと言われています。

つまりサイト閲覧者が、サイトをじっくり読んでから広告をクリックしたり、広告クリック先で問い合わせ等をしたら、単価が高くなる仕組みです。

反対に、サイトをあまり見ないのに広告だけすぐにクリックして、広告クリック先もすぐに離脱するようだと、単価が引き下げられます。

ということは、スマートプライジングで有利になるには、


ブログよりも単独のホームページの方が良い


ということになります。

どうしてもブログは他の記事を読んでもらえる可能性が低いので、サイトに長く滞在してくれることがないからです。

これらの話しはあくまで推測であって、証明できるデータなどはありません。

ただ、ブログの方の方が「ある日突然、単価が急に下がった」という話しをよく聞かれます。

そのためスマートプライジング対策としては、


・サイトを充実させて、滞在時間を長くするようにする
・コンテンツが見やすく表示されるようにする
・ブログをホームページ風にカスタマイズして、他のページも見てもらえるようにする


などの方法を実施してみてください。

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